どうも、本日は窓の外で台風が吹き荒れておりますゆえ、台風の思い出話なんぞをご紹介しようと思い立っております。
坂田でございます。
今回は、坂田さんがおすすめしない台風の日の危険な遊び方というものをお話しようと思う。
あれはたしか、僕が中学になるかならないか、という時分のことだったと記憶している。
※当時の坂田さんと、その友人
右が僕である。
ちなみに左が僕である。
お前ら兄弟か!?
台風による暴風警報で、学級が休みになった、とある昼間の話である。
その日、僕は自宅二階の部屋にて、退屈をたっぷりと、もてあそんでいた。
外に出て、友人と遊びたくて仕方がなかったのですが、まあ、どうしようもなかったんですな。
窓の外では、豪風がけたたましく猛威をふるっている。
マジで暇やわ…
ああいう、外へ出てはダメな状況ほど、外の世界に想いを馳せ、ワクワクさせてくれるものはない。
いつだったか、インドを旅したときに、途方もない食あたりと高熱をお土産に帰国したことがありましたな。
それからの自宅療養の数日間は、かつてない食欲と、ありあまるエネルギーで、家のなかをグルグルまわっていた記憶があります。
ともかくこの日、僕は外出ができない状況であった。
台風の日の危険な遊び方
当時僕には、かねがね夢想していた遊びがあった。
それは‥
正月の凧揚げを台風の日にやってみたらどうだろう?
という実に幼稚なる思いつきである。
読者の方々も一度は思い立ったことがあるであろう。
風を利用してあれだけ高くあがるのだから、台風でそれをやった日にゃ、ドえらいことになるにちがいないのである。
ただ、外へ出るのはちょっと危険だし、なによりめんどくさい。
なので、部屋のなかからあげてみよう、ということになった。
こんな感じの遊び道具をこしらえて、恐る恐る仕掛けを窓の外に出してみる。
すると‥
凧はあっという間に強風にさらわれて、そのコントロールを失った。
何度ひっぱっても、もはやウンともスンとも言わんくなりました。
どうやら屋根を引っかけてしまったらしい。
「根掛かり」ならぬ「屋根掛かり」である。
今思えば、電線に引っかかったらどないすんねん!と突っ込みたくなるほど危険な遊びだった。
どうしようもないので、糸を切って、釣り竿がふっと軽くなった時が一番面白かったです。
以上、僕が昔やった、台風の日のおすすめしない危険な遊び方、の話でやんした。
おすすめしない、というか、やっちゃダメな遊びだよね。